陽炎、抜錨します

築地俊彦氏作、NOCO氏挿絵である小説、「陽炎、抜錨します」。
この小説はゲーム「艦隊これくしょん」を独自考察によって解釈した公式二次創作になります。
物語は主人公である陽炎が皐月、長月、霰、潮、曙と言った駆逐艦による部隊、第十四駆逐隊の嚮導と呼ばれるリーダーになる所から始まりますが、この部隊、人間性としても腕前としても問題児ばかりが集まっています。
その中で陽炎が、時に親密に語り合い、時に励まし合い、時に文字通り殴り合いながら、悪戦苦闘し仲間との絆を深めていきます。
この世界における駆逐艦は脆く儚い存在であり、常に死と隣り合わせの運命です。
その中で任務に赴く彼女達は、持ち前の底力と駆逐艦魂で困難を乗り切り、肉体的にも精神的にも成長していきます。
やがて、成長した彼女達はそれぞれが新たな悩みを抱える事になり、更なるステップを踏むことになるので、そこにも注目したくなってきます。
艦隊これくしょんの小説の中では特装版が出る程の人気を誇る本作。
誤字が多いのがたまに傷ですが、熱い駆逐艦魂を持って戦っていく彼女達の姿は、熱血スポコンとも例えられる事も有り、非常に燃える展開を見せてくれます。
艦隊これくしょんのゲームをやっている方は勿論の事、ゲームを知らない方でも楽しめますので興味を持たれた方は一度手に取ってみて下さい。